研究内容
理論化学に基づく燃焼反応モデリング
CAEを利用した内燃機関の開発現場では,Livengood-Wu積分や5stepモデルなどの従来の経験モデルに代わる理論化学に基づいた燃焼反応モデルの開発が要求されている.酒井研究室では,量子化学や反応速度論計算により燃料の燃焼素過程を明らかにし,定量的にガソリン,軽油や新燃料の着火,火炎伝播速度,NOxや煤生成を予測可能な燃焼反応モデルを開発し,高EGR,高流動,超希薄燃焼など未知の燃料領域に挑むエンジン設計に貢献してきた.具体的な研究テーマについて以下に記す.
ガソリンサロゲート燃料の詳細および簡略反応機構の構築
準備中
ディーゼルサロゲート燃料の詳細および簡略反応機構の構築
準備中
NOxと煤の生成反応機構の構築
準備中
プレイグニッション発生に関する反応論的考察
準備中
エーテル化合物の化学構造と自着火特性の相関
準備中
芳香族化合物の化学構造と自着火特性の相関
準備中